価格を下げないで、不動産を早く売るコツ

不動産の売買仲介業者は、比較的企業努力をしなくても利益が得やすい業界です。
それは、スーパーの様に魚一匹を売って10円儲けるような商売とは違って、
マンションや一戸建て、土地の不動産は、1回の取引で数百万の利益が出ます。
地元の不動産屋さんであれば、宣伝広告費もあまりかからないでしょう。
駅前に店舗を構えるのにテナント料金がかかる程度なのです。
寂れた街に行くと、駅前には不動産屋さんしかない駅とか見かけませんか?
それは、駅前はテナント料金が高い割にお客さんが来ないのですが、
そんな中でも売上をあげられるのは、病院と不動産屋さんくらいだと思います。

そんな不動産の売買仲介業者ですが、売り手は不動産を早く売りたい場合、
売買仲介業者と媒介契約を結びます。
不動産を売りたい場合、買い手を見つけるためには不動産屋さんに探してもらったほうが早いです。
媒介契約には、一般媒介契約専任媒介契約の二種類があります。
それぞれの違いは、依頼主が複数の宅建業者に媒介を依頼できるかどうかという点です。
売買が成立した際の報酬額や特約違反などのトラブルを避けるために、
売買業者は売り手と媒介契約を締結した時点で、契約内容を記載した書面を
売り手に連絡する義務があります。

一般媒介契約は、買い手が複数の業者と契約が出来ますが、
専任媒介契約は、買い手はひとつの業者としか契約ができません。
売買業者は、専任媒介契約をするメリットは、これを悪用すると、
不動産の売買価格をコントロール出来てしまいます。
不動産は相場よりも価格を下げると、すぐに決まりますから、
媒介業者が不動産価格を下げる方向にコントロール出来てしまうと、
媒介業者にはたいへんなメリットになります。

不動産価格をコントロールする方法とは、、、
専任媒介契約をすると業者はレインズに物件を登録する義務が発生します。
そして、一ヶ月に一度、売り手にどのような宣伝を行ったのかを売り手に報告する義務もあります。

レインズとは、全国の不動産屋さんが登録している会員専用の不動産売買サイトです。

レインズに登録すると、売買を斡旋している業者がその情報を見てお客さんに紹介を始めるのですが、
その前に、物件の詳細を調べるために売り手側の業者に問い合わせをします。

レインズは会員専用のサイトなので、問い合わせがどの程度あるのかを売り手は把握できません。
問い合わせの交通整理は業者に任されていますので、
月に一度の売り手への報告にも『問い合わせが無い。。。』とウソをつくことも出来てしまいます。

そんな状態が数ヶ月続いたら、業者は売り手に『価格を下げましょう』と提案します。
売り手には相場が分からないですし、数ヶ月経っても買い手が現れないのであれば、
『価格を下げるしか方法がないかな。。。』となってしまいます。

価格が下げられれば、簡単に買い手を見つけることが出来るので、
専任媒介業者が買い手を見つけることも簡単になります。
これが専任媒介契約をした業者のメリットになるのです。

その理由は、不動産の売買には、買い手と売り手がいるのですが、
それぞれに仲介業者が付きます。
それぞれの仲介業者は仲介手数料を買い手からもらいます。

ということは、専任媒介業者が買い手を見つけて一つの契約を自分で全部行えば、
2倍の仲介手数料が報酬としてもらえることになります。
これは専任媒介業者の大きなメリットになります。
このような自分たちのやりたい放題にしてお金を稼いでいる業者は少なくありません。
では、このような業者に対して、どのような策を講じれば良いのでしょうか???

価格を下げないで、不動産を早く売るコツ

価格を下げないで、不動産を早く売るコツは、専任媒介業者にウソをつかせないようにすることです。
具体的には、別の不動産屋さんを通じて自分の不動産物件に対して問い合わせをしてもらうのです。
その別の不動産屋さんが、『すでに交渉が進んでいるそうです』なんて回答が来たら、
専任媒介業者を疑ったほうが良いでしょう。
専任媒介業者にクレームとして伝えるのも良いでしょうが、
そんな業者はスパッと契約解除して別の業者と契約した方がスマートかもしれませんね。
このような事は今までの経験から特に不動産業者には多いように感じます。
大手不動産会社なら企業コンプライアンスの観点から大丈夫だろうと信じてしまう。
または信じたいと思ってしまいがちですが、案外そうではありません。
不動産屋さんに限っては。。。
だから、特におすすめするのは、地元に根づき、
地道に地元の人達と密接な交流を大切にしている不動産屋さんを選ぶのが良いと思います。
 
 
 

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